向上心豊かな人必見!(笑)

参考URL: ホステス心得帖 ダウンロード 

北新地の社交料飲協会の太っ腹! 無料でダウンロードできます!
外国には無い夜の世界。
日本人には「粋」な世界があります。
その世界で生き抜いた山名和枝ママ(故人)が作った「ホステス心得帖」です

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大阪・北新地社交料飲協会の初代理事長山名和枝ママ(故人)が作った「ホステス心得帖」は再出版され版を重ねていると聞きます。作ったのは1980年です。基本的な心構えは少しも変わっていないので参考になればと思い掲載です。

美しさの度合いと個性

黙っていると美人というタイプは3回で飽きる。

1、特別に絶世の美人で無いこと。絶世の美人だと、男性はかえって近寄り難くて敬遠しがちである。また、美人であることを自惚れて、男の甘言や色香に迷い、仕事を怠りがちになる。いわゆるプロ根性に徹しきれない場合が多いからである。

2、まぁまぁの美人だから親近感がある。男性に「俺だって」と思わせることが必要だ。

3、その人のムードが華やかであること。ただし、店用服装と生活用外出着とは、違うことを知らねばならない。地味すぎて生活が染み出てしまっては駄目である。毎日、美容院に行くことも大事。

4、手が綺麗であること。手入れが悪いと現実の生活が見えてしまう。顔や胸は整形できるが手は出来ず、年齢がハッキリ出るところでもある。

5、一度見たら忘れないような、個性的な容貌であること。神秘的であればなお良い。少なくとも所作動作だけでも、そのように振る舞うべきである。

6、美人には、2種類ある。黙っていると美人というタイプと、しゃべり出すと美人というタイプである。黙っていると美人というタイプは、3回で飽きる。

7、性格が誠実で素直でないと本当の美人には見えない。どんなに顔、形が良くても心の化粧を忘れずに。幾ら整形手術をしても目に険が表れるからだ。目の輝きは、整形できない。

8、オツに澄まして微笑を忘れた美人は、本当の美人では無い。微笑んだ時の美人が本当の美人。笑い顔に険のあるホステスは要注意。

9、下品な言葉を使わぬこと。馴れ馴れしいコトバと、親しいコトバは違う。美人にふさわしい優雅な言葉を使うこと。

10、服装には特に気を配ること。下品にならず上品で華やかで、素人とひと味違うセンスの良さであること。少なくても、毎月1枚、又は1着新調しよう。
制服も給料の中に入っている。

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御客様との対応

服装・持ち物について正確な値踏みが出来る事。

1、御客様の名前は、1度で覚えること。1度覚えたら3年間は忘れぬ事。覚える工夫としては
a、繰り返し名前を言いながら話す事。
b、さりげなく名刺を頂くこと。
c、覚えるまで名刺をしまわないこと。
d、役職名を間違えないこと。

2、好みのお酒や嫌いなおつまみは忘れぬ事。2度目のご来店の時、注文のお酒の種類を聞くようでは落第。

3、前回ご来店された時の話題と一緒に来られたお連れ様の名前を覚えていること。

4、御客様の興味を示す話題に集中し貴女の興味本位にならぬように注意すること。

5、御客様の顔をジロリと見ながら、席の前を通り過ぎないこと。挨拶、又は微笑みを添えた会釈をしながら通り過ぎよう。席に座っていても、他席の御客様と視線が合ったら、視線だけで誠実な会釈をすると良い。

6,ほとんどの御客様には必ず、お目当てのホステスがいる。そのお目当てが貴女でなかったら引き立て役に廻ること。いつか貴女が引き立てて貰う時もあるのだから。

7,御客様の服装、持ち物について正確な値踏みが出来る事。そして、それを少々オーバーに評価して見せる事。但し、知ったかぶりをしてはいけない。

8,御客様と御客様の関係を間違えぬ事。間違えたら詫びても済まぬ場合が多い。信頼を築くには時間が掛かるが怒らせるのは一瞬である。

9,相手によって応対法を変えよ。華やかなことが好きな人、静かに話す事が好きな人、黙って触ることが好きな人・・・色々である。ワンパターンの接待法では御客様は飽きてしまう。

10,御客様は、自分の何か(持ち物・人柄・仕事・容貌・・・その他あらゆるもの)について、それをいち早く認められ、ホステスに褒められたいものである。それが何であるか、早く見つけて、口に出して褒めること。貴女だって、御客様に同じ事をして欲しいではないか。イヤ味の無いお世辞は、人間関係をよくする。

11,あとから席についたホステスに御客様の名前を紹介すること。紹介されたらヘルプでも必ず名前を覚えること。

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飲み方と飲ませ方

女は惚れた男の前以外は酔わぬもの

1,御客様に断らずに、勝手に自分の飲み物を注文しないこと。出来れば御客様と同じものを飲むのが良い。

2,お代わりをする時も謝意を表すこと。御客様は大様に振る舞っていても、以外に勘定は細かいものだ。

3,お客様より先に、おつまみに手を出すな。勧められても待ってましたという下品な態度はしないこと。

4,御客様より高い酒を飲むな。お客様が進んで飲むようにと勧めない限り飲むな。高い酒を「飲んでいいですか」と催促できるのは、よほど馴れてから。

5,足下がフラついて立っていられないほど飲まないこと。


6,週に、1〜2回は禁酒、若しくは節酒日を決めて、身体を大切にしよう。
休日は出来れば禁酒。身体を壊しても、誰も助けてはくれない。20代の不摂生は40代になって、てき面に表れる。

7,御客様の飲み物のお代わりは、御客様の同意を得て早めに注文する事。
但し、ムリ強いはしない。

8,御客様のお酒をさげすむな。通ぶるな。例えば「ブランデーはストレートが一番よ。アメリカンなんて最低よ」など言うべからず。

9,珍しいお酒を、興味本位にあまり注文しないこと。

10,酔った女は面白いが、可愛げは無い。女は惚れた男の前(二人だけの)以外は酔わぬのが花。

11,酔わなければ接待も出来ないようでは、一人前では無い。世の中には、一滴も飲めないで抜群の売上を達成しているホステスはいくらでもいる。むしろ、そういう人の方がお酒で誤魔化せないだけに真剣である。

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座持ちのテクニック

御客様に遊んで貰うのはホステスの恥と思え

1,座の白けは、ホステスの責任。ホステスは人形やアクセサリーでは無い。ホステスは、御客様が遊んでくださるからといって甘えてはいけない。遊んでくださるなら、御客様にサービス料を払わねばならぬ。ホステスの遊ばせ方がヘタなので、逆に遊んでくださるサービス精神の旺盛な御客様も出てくるのだ。遊んで貰うのは、ホステスの恥だと思うこと。

2,御客様の話の聞き手に回ろう。聞いてる証拠に、積極的に相槌を打て。御客様の顔を見て話を聞くこと。脇見は禁物。御客様は落ち着けない。

3,他の御客様の悪口や陰口を言うな。聞いた御客様は自分も言われると必ず思う。

4,もっと駄目なホステスは、御客様の話の腰を折って尋ねられもしないのに自分のことばかり、トウトウと喋りまくるホステスである。雄弁なホステスより、寡黙にして真剣に話を聞いてくれるホステスを御客様は好む。御客様の話は、顔を正面に向けて聞くのが良い。

5,貴女自身のことは聞かれるまで言うな。特に愚痴話は厳禁。

6,席を立って帰られる御客様に「あぁ楽しかった、もう一度近いうちに来よう」と思わせて一人前。ホステスは、御客様を機嫌良く帰す責任がある。

7,御客様の存在を無視して勝手なことをしないこと。例えば、ホステス同士で、内輪の話をしないこと。

8,御客様が「また来ようか」と思われるのは最後の5分間が勝負。席でどんなにふざけてもお見送りの時はケジメをつけて、きちんと丁寧に挨拶すること。御客様が振り返った時「また来よう」と思わせる殺し文句が言えて一人前。

9,自分のセールスポイントは何か、よく心得て置くこと。何も無ければ月給泥棒である。

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同僚からの評判

貴女が欠勤している時の御客様の失望を考えたことがあるか。

時代の変化に関わらず、人の気持ちは変わらないようです。(^^)

1,陰口を言わぬこと。言えば自分も言われると思え。

2,服装・容貌などについて見下した批評をしないこと。

3,金銭、物品の貸し借りをしないこと。貸せば、その友を失うと思え。
あげるつもりなら別。

4,どんな些細なことでも必ず約束は守ること。だらしのないことの代名詞が「水商売の女のような」であることは恥である。

5,私的なことで強引な誘いをしないこと。相手の立場も考えなくてはならない。

6,誰とでも気軽に話し合い好き嫌いの感情を露骨に表さぬこと。

7,必要な場合は、イエス・ノーをハッキリさせ相手に誤解を与えぬ事。

8、先輩・後輩の順序を守ること

9,他人の陰口をきいても貴女の所で終わりとし他人に伝えないこと。

10,誰でも他人に知られたくない秘密はあるもの。その人のために、その秘密を他に漏らさぬ事。知っていても知らぬふりをすること。

11,同僚の御客様の時サービスしておかないと、貴女の御客様のとき助けてもらえない。

12,概して、同僚との付き合いは充分に知り合うまでは深入りしない方がよい。何もかも開けっぴろげでいると困ることが出来てくる。

13,孤独に耐える強さが無いと必ず何かで失敗する。誰も頼りにしないと言うぐらい強いことは無い。

14,お目当てのホステスが欠勤している時の御客様の失望を考えて見よう。
その失望について、貴女は責任を感じているか。「私は売れっ娘だから、少々休んでも御客様は必ず来る」と思うのは自惚れである。そのような自惚れは必ず自らを不幸にする。

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御客様との私的交際

ねだる以上それに見合う反対給付を期待されていると覚悟せよ。

1,御客様の社会的立場を、私的なことに利用しないこと。たとえ、御客様が申し出られても、すぐ飛びついて甘えないこと。

2,約束したことは、どんな些細なことでも必ず守ること。特に時間は厳重に守ること。気紛れは禁物。

3,実行できそうも無い約束は、初めからしないこと。御客様をスッポかした話しを、客席で話している無神経なホステスは最低。

4,誘われた時、相手を傷つけることなく断る為の理由を、予めいくつか用意しておくこと。

5,言いたくないことは言わなくてよい。しかし、嘘は駄目。

6,御客様のお金だからといって、無駄なお金を平気で使わせないこと。
気前のよいところを見せたがる御客様ほど、その使ったお金が幾らだったか覚えておられるものである。使ったお金が多いほど、別れ話はもつれるものだ。気のない相手にはお金を使わせない配慮が必要。

7,ムヤミにねだらないこと。ねだる以上、それに見合う見合う代償・見返りを期待されていると覚悟すること。その気が無い客にねだらないことが大切。

8,御客様にお金を使わせた時は、きちんと謝意を表すこと。当たり前のような顔は駄目。食事をご馳走されても「ご馳走様」と言えないホステスがいる。「有り難うございます」の気持ちを素直に言えないのは、育ちが悪い証拠。

9,特定の御客様と親密になったからといって、それを店内で態度に表してはいけない。もし、御客様が態度を変えたら、たしなめること。たしなめても改められない御客様なら、親密にならないこと。また、なる値打ちの無い男である。

10、男の最低の姿を見て、すべてを判断するな。男は、その人が思っているほど立派では無いが、ホステスが考えているよりは高級である。

11,自分の彼氏を客にしないこと。

12,御客様から法外のチップ、又は小遣いを貰う時は、それに相当する期待を御客様はしているものである。何も無いのにお金をくれる人はいない。

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貴女自身の私生活

生活の区別が付かぬようではよい奥さんになれない。

1,ケジメのある生活をすること。少なくても「やっぱり水商売の女だ」など言われぬこと。

2、洗濯と掃除、室内の整理整頓はコマメにすること。リズムのある生活の基本である。

3、自宅はいつ来客があっても、恥ずかしくないようにしてあること。精神のだらしなさは、部屋の片付けに現れる。

4,衣類の手入れは丹念に怠らぬこと。洋服や着物を何日も、ワードロープに掛けっぱなしなどしないこと。

5,食事はなるべく店屋物などとらず、手料理で食事をすること。

6、毎朝、常に新聞やテレビ、ネット情報を気に掛けておくこと。情報や知識を蓄え、話題を豊富に持つことは、ホステスの義務である。

7、食事は時間通りに食べること。生活のリズムは、起床就寝と食事時間にあり。

8、何か将来のために稽古ごとをすること。リズムのある生活のためにもよい。

9、店を一歩外へ出たら、世間一般の常識人として通用する人間であること。
一目見てホステスと判るような派手な服装は好ましくない。生活の区別がつかぬようでは、よい奥さんになれない。

10、見栄っ張りな生活をしないこと。高収入は一時だけ、身分相応の暮らしをすること。近所付き合いも忘れずに。また、近所に迷惑をかけぬように。

経済生活の設計

1、収入に対する支出予算を作り、守ること。

2、今の収入は、一時的な特殊条件による異常なものであることを認識すること。それは、主として”若さ”に起因することを忘れないようにしよう。

3、毎月、必ず貯金して不時のの支出に備えること。

4、掛け買い、カード使いに気をつけること。買う時は現金払いに徹するのが最上と心得よう。

5、現金が無ければ、買えるまで我慢するのがベスト。

6、大金を持ち歩かないこと。お金を持っていれば、つい要らぬものまで買ってしまう。

7、見栄っ張りな支出をしないこと。ケチと言われても平気にならねば、金は溜まらない。

8、家計簿をキッチリ付けてみて、その内容を毎月反省してみること。

9、商売は派手でも、生活は地味であること。

10、貴女が、40歳、50歳の時にどうしてるか、想像してみること。そして、その時のための準備を、今から心掛けておくこと。誰の力も借りずにする事も大事。多分、誰も助けてくれないだろうから。

11、スポンサーの援助を前提とした生活は、思ったより短く、そして必ず破綻が来る。今の彼氏は、貴女が50歳になっても優しく面倒を見てくれるわけでは無い。もしそうなら、呆れるほど惚れているか、馬鹿であるか、10万人に1人ぐらいの立派な男である。

12、将来の生活設計は、出来るだけ具体的に描いて見ること。具体的に考えれば考えるほど、今、なにをしなければいけないか、ハッキリしてくるものである。

プロとしての資格

ホステスはお金を貰ってるプロであることを忘れるな。

1,御客様は、貴女の友だちでは無い。あくまで御客様である。有名人が気安く話して下さったからと言って、貴女が有名人になったわけではない。勝手に友だち呼ばわりしないこと。

2、店外で、御客様に出会った時、相手から声を掛けてこない限りこちらから声を掛けないこと。視線が合ったら黙礼をすればよい。特に相手が家族連れの時は、素知らぬ顔をして通り過ぎよ。

3、ホステスといえど立派な職業。色気は売っても心まで売ってはいけない。

4、営業外のときの服装・化粧で水商売と判るようでは、一人前では無い。一流のホステスは、素人と区別が付かないものだ。

5、ウエイターなど裏方の人達に威張らないこと。人間は、自分より立場の弱い
人に対する態度で、その人の値打ちが決まる。

6、チヤホヤされるのは”若さ”と”美しさ”のため。それは10年続く訳では無い。

7、御客様は、世間で言えば常に立派な人達。軽く扱ってはいけない。

8、好意を見せても、ウソはつかぬ事。

9、今の収入は、世間的に異常に高いものであることを忘れずに。いつかは下がって正常に戻る時が来る。その時を覚悟しておくことが必要。

10、ホステスは、お金を貰っているプロであると言うことを忘れないこと。プロとは、甘えを許されない人種である。

11,いつも何かにつけて貰ったり、ご馳走になっているためか、何でもタダでしてもらう癖が付き、ホステスはもらい下手が多い。どんなに些細なことにでも、素直に「有り難うございます」と口に出して謝意を表すこと。他人の好意に甘え、必要以上に期待し、そして感謝の気持ちが持てないのは、人間の屑である。

べからず集 33カ条

何気ないしぐさの一つが決定的な評価を招く

1、腕を組む。

2、椅子の背に深くもたれる。ふんぞり返る。

3,くわえ煙草。

4、ゲップ。

5、煙草の灰をポンポンとはたいて落とす。

6、煙草をつけっぱなしにして、灰皿にいつまでも置く。

7、灰皿を取り替えない。

8、煙草を吸わない人の前で、煙突の如く吸う。

9,音を立てて、飲む、食べる。

10、マッチの火をそのまま吹き消す。

11、オードブルの下品なつまみ食い。

12、食べ物を頬張って食べながら、喋る。

13、時刻の質問に正確に答えない。

14,ラスト後に、御客様をアッシー代わりにして負担を掛ける。

15,ホステス同士の勝手なお喋り(御客様の前で)

16,チップを露骨にほしがる。

17、他の御客様の批評をする。

18、愚痴話。

19、御客様の家庭の話しを根掘り葉掘り聞く。

20、どうせホステスだからと卑下する。

21、テーブルの上にひじを突く。

22、口臭が臭い。

23、御客様が帰ったと、その御客様を笑いものにする。

24,席につきながら、一言も喋らない。

25,質問されても答えない。

26,返事をしない。あるいは「ハイ」と言わず「ウン」と言う。

27,持ち物の値段ばかりを並べる。

28、ウエイターに威張ったり、見下した態度を取る。

29、御客様の前でコンパクトを開いて鏡を見る。

30、御客様の身体的欠陥を話題にし、笑いものにする。(例ーハゲ)段落

31、御客様が話をしている最中に、脇見ばかりしている。

32、客席で髪や服装をやたらと直す。

33、政治と宗教を、酒席の話題にする。