始めに

当たり前のことですが、いわゆる「水商売」もれっきとしたビジネスです。洋服や化粧品を売ったり、買ったりするのと同じなのです。

それでは、私たちは何を売っているのでしょうか?

「焼酎やビール、ウイスキー等」の飲み物を売っているのでしょうか? 当然それは違いますね。酒屋でも、居酒屋でもありませんから・・・

お客様は、私達に

「空間」「雰囲気」「居心地」「自己重要感」など、アルコール以外の付加価値を求めているのです。

アルコールなら酒屋や居酒屋に行けば安く買えます。

お客様は、
「この店はセンスが良く落ち着くなぁ」「気配りがきいていいんだよなぁ」「この店には、あの娘がいるから」「あの娘の笑顔で癒やされるんだよ」「この店は、とにかく楽しいんだよ」「安心して接待もできるんだよ」「何とも言えない空間で、リラックスできるんだよなぁ」「自分のことも分かってくれてるし、落ち言くんだよなぁ」「程よく、新人が入って何か期待をしてしまうんだよ」

などという事を求めているのです。

それでは、これらの事を形作るのは、いったい何なのでしょうか?

「立地」「内装」「システム」「料金」など、もちろん大事な要素ですが、

最終的にはそうです「人間」なのです。

「客層が悪い店」という表現は、良く使われますが、お客様はお店の「鏡」です。「客層が悪い店」は、店及びそこで働く人間に問題があるのです。

この事を、良く理解して欲しいですね。

お客様に、いかに楽しんでいただくか・・・

お客様の「自己重要感」を、いかに満たせるか・・・

キャバクラのマナーとルール

  • 座る時には、背もたれに背を付けない。
  • 足を組むことは、厳禁。
  • 背中を伸ばす。
  • 膝は必ず御客様の方に向ける。
  • お話をする時は視線を合わせ、目を見て話すのがポイントです。
  • 膝の上には4つ折りのハンカチを。グラスの水滴を拭います。
  • グラスは下の方を持つ。お酒の量をチェック。継ぎ足しは、飲みきってから替えるのか、少なくなったら帰るのか御客様の好みに従って下さい。
  • 御客様には基本は敬語です。フレンドリーに中にも礼儀あり。

楽しくお酒を飲んで頂く場所なので、マナーに縛られて固すぎてもいけません。この辺は、実践の中から自分流を築きあげて下さい。

基本をしっかり学んでから、自分の個性に合わせた接客をしてみて下さい。

お客様は、自然に入ってくると思っていませんか? とんでもないことです。

御客様には、lOO%の選択権があります。

とにかく、気に入ったところしか行きません余分なお金は使いたくもありせん。

御客様は正直です。面白くないお店で無駄なお金は使いたくないんです

気に入らはない店でも、一度はだませますが、当然リピーターにはなってくれません。お客様を知り、お客様の自己重要感を満たし、楽しい店づくりをしないと。2度とお客様は来てくれないのです。この事をよく理解して下さい。

どうせ行くなら、あの店にしよう!と、まず、最初に思い出して頂けるお店にならなれけばなりません。私達はお客様の事を理解しなければなりません。

私達は、お客様に最初に思い出して頂ける、愛される、楽しいお店を目指します。

御客様を知らなければ、何も始まらない

他人を認める、感謝する、自己重要感をくすぐる!

クラブで働くことは難しく考えることでは無いんです。やることは簡単です。他人を認める、感謝する。そうして、他人の自己重要感をくすぐってみる。これは御客様だけにでなく一緒に働く仲間にも、このスタンスで頑張ってみて下さい。気がつけばキット驚くほどの良い結果が出て来ます。これで、あなたを小綺麗な包装紙に包めば完璧!人生が変わってきます(笑)本当です。

御客様は自分に関心を持ってもらい、覚えてもらっている事が大きな喜びです。

御客様の特徴を覚えるのは、どんなビジネスでも重要なことです。

先ずは、名前から始まり、どんな立場で、どんなお仕事をされ、どんな趣味があって、どんな価値観を持っているのか?・・・御客様を知らなければ何も始まりません。

ちょっと古い諺ではありますが「武士は己を知る者のために死ぬ」という言葉があります。人を動かす為には、先ずその人を知ることが重要です。

その場で話しが盛り上がり、電話番号やメール、LINE交換までしたのはいいのですが、次にお会いした時、どんな人か記憶にないのでは御客様もがっかり、台無しです! 継続して指名を頂くことなど、とても無理でしょう!

夜の街で散財する人は成功者!仕事が出来る人です。そういう人は仕事が出来るキャストを指名します。

基本を学び、機転を利かせ、楽しい営業を目指しましょう。成功者は仕事が出来るキャストを指名します。

顧客名簿を付けていますか?

自分の御客様なら、会社のフルネームや部署名、仕事の内容、生まれた場所、育った場所、家族構成、出身大学(高校)、誕生日、血液型、好きな食べ物、好みの女、価値観程度は判っていて当然です。

そもそも、こちらからペラペラとお話をして、御客様を楽しませるなんて、ベテランでも難しい事なのです。そのためにも、その場に合わせた上手な質問をして答えて頂くのは良い方法です。幾ら質問をしても御客様が乗ってきて下さらない場合もありますが、そんな時こそ上手な質問が生きてきます。警察の尋問では無いですから会話の流れで進めて下さいね(笑)基本は、余り個人的なことは立ち入らないというスタンスで居る方が無難です。

会話の流れを掴みながら、少し質問の種類を変えてみましょう。仕事について聞いてみたのに話に乗って来て下さらない時は「お仕事をしているとストレスも溜まるでしょう? お休みの時は何をしておられますか?」などと、趣味についての質問へと切り替えていきます。上手な質問を積み重ねることで、会話を楽しい方向へ、そしてキャストの思う方向へ引っ張っていくのです。

その日の来て下さった御客様・ボトル・ポイント数なども書いて仕事への意識を高めます。モチベーション維持に工夫していきましょう。

そしてマメにメモをし、黒革の手帖ならぬ黄金の顧客手帳を創り上げていくのです。

目先の売上で焦らない営業

キャバクラ・パブで飲むお金は決して安くありません。目先の売上にしか思いが行かない営業は、後が続きません。気が乗らない状態なのに、繰り返しオーダーをせがんだり、延長、延長と自分のことばかり考えた営業は長続きしません。長いお付き合いが出来るような楽しい営業を心掛けましょう!